うたわれるもの アニメ1〜5話 感想

うたわれるもののアニメ感想書きますー!

こんなに面白いアニメ、今まで知らなかったことがもったいない!10年前に放送されていたなんて!ととてもびっくりしました。

まず第1話、招かれざるもの!ハクオロさんの声がかっこいい!容姿が大人っぽくてどきどきする。エルルゥは声も見た目もとってもかわいい!一目見て心臓を鷲掴みにされました。彼女が看病をしてあげるシーンは何度見てもジーンと胸がいっぱいになります…ここから私のエルルゥ好きは始まりました…モロロ粥をたべさせてあげたり、肩を貸してあげて散歩したりする様子は眼福です。ハクオロさんがエルルゥの尻尾をするりと撫でるところはどきどきしすぎて心臓が爆発寸前でした。ソポクねえさんの言葉にどきりとするエルルゥの耳がぴょこぴょこ動くのが本当に可愛らしくて、いじらしくて、最終話までみたいまだから言えること、この幸せがずっと続けば良いのに…と願ってやみません。

ヌワンギの登場には、彼のアピールはあからさまだなー!やっぱりエルルゥ可愛いもんね!好きだよね!やり方間違っちゃったけど、彼女に喜んでもらいたくて必死だったんだよね、生まれた環境の問題もあるさ…と彼の肩を叩きたい気分になりました。

ハクオロの口から出る家族という言葉…これがのちに2人を苦しめ、同時に救いになるとは、この時点では全く想像していません…。

第2話!荒ぶる森の王!鉄扇を持ったハクオロさんかっこいいー!ムティカパに対抗するハクオロとエルルゥの支え合う様子に私の涙腺は緩みっぱなしです。この2人が画面に一緒にいるのがこんなに私を感激させる。素晴らしいです。ムティカパを罠にかけるために森の中を疾走するテオロさんとハクオロさんの姿は手に汗握る展開でした、一時も目が離せない。ムティカパ没後、ムックルを連れてくるアルルゥと、魂の無垢さを説いて母を任命するハクオロの交流は癒されます…アルルゥの声、ほんっとうに可愛い。おと〜さん。心洗われます…。続きが気になって気になって仕方がない、観ていて心躍るアニメはうたわれるものです!

第3話、紫琥珀!トゥルクルさんが首にかけていた紫琥珀を使って薬を作ってねりねりするシーンは面白い。このあとエルルゥに引き継がれる恒例のお薬作りはみるみる色が変わっていくのを見るのが楽しいです。そこに笑いの救いがあるけれど、オボロが涙を流すところは私も泣かずにはいられませんでした…!オボロ、あなたって人はなんて誇り高い戦士なんだ…!彼が単身ササンテのところへ乗り込んで自在に剣を操り戦うシーンはとってもかっこよくて、何度でも再生して見直したい。その身のこなし方に惹きつけられます。二股眉は熱血の証なのかな?彼の耳がピンと立っているのが心の表れのようで、彼の集落の人々が彼を慕うのも頷けます。若いのにとてもがんばっている…応援したくなります。そしてユズハの登場…個人的に私の心を苦しめる彼女の存在は、オボロ兄さんの心の支えでもあるのだ…

第4話!戻れぬ道。うたわれを観ていると毎度毎度泣かされますが、ここでも泣きました。トゥルクルさん…トゥルクルさんの役者さんの演技が本当に素晴らしくて、彼女が満足しているという気持ちがぐっと伝わってくる声でした。最初、礼もなしかい、とハクオロに声をかけた彼女がこんなにも早く去ってしまうなんて、あまりにも悲しくて、アルルゥとエルルゥの涙にもらい泣きしてしまいます。彼女に2人を任されたハクオロさんの姿勢が頼もしいのが唯一の救い。そしてこの話の中にも私の胸を直撃するシーンがあります。ついに反乱を決意したハクオロたちがササンテのもとへ突撃し、のちにヤマユラのもとへ帰っていく場面、凛と背筋を伸ばしてハクオロを迎えるエルルゥに、ハクオロが近づいて、膝から崩れ落ちる。おかえりなさい、というエルルゥの言葉が全身に染み渡り、罪の意識も、戦闘の高揚も疲労も一緒くたになって、ただ彼女の元に返ってこれたという安心感に包まれるあの空間は、一体なんと形容すればいいのか、あまりにも美しくて、私には幸せと悲しさの狭間をたゆたう2人の世界を固唾を呑んで見守るしかできません。このアニメ作品はいつかなんとしてでも買おうと決意した瞬間でもあります。

第5話!森の娘。ここで漸く波乱万丈のうたわれるものにも一呼吸おける話が来ました。オボロとハクオロの兄弟の契りの交わす(?)大事な回です。エルルゥの控えめな胸に鼻を摺り寄せるムックルが可愛い。そしてアルルゥ翻訳による可哀想、という言葉に口元が引きつるエルルゥの涙目が愛おしい。ハクオロは20代後半ということですが、エルルゥは一体いくつなんだろう。うたわれ学園では高校生らしくない?みたいなコメントがハクオロから寄せられていたけど、実際何歳くらいの設定なんでしょう、気になります。しかしエルルゥは小ぶりの胸に白く透き通った肌、まつ毛が長く濡れたような大きな黒い瞳、気持ちを雄弁に伝える尻尾、感情豊かに動く耳、土の香りが漂い人々を治癒する魔法の薬を作り出す美しい手、など挙げればきりがないくらいの美点を持つ才女ですから、いくつだとしても彼女の魅力を高める要因になるに間違いありません。食べ物を秘密裏にたくさん食べちゃうムックルをきっと睨みつける意志の強そうな瞳の光に私の心は奪われっぱなしです。ムックルアルルゥとじゃれるハクオロさんも可愛いですが、甘やかしすぎです!と訴えるエルルゥの可愛さには及びません。エルルゥは美しい…。後半は、好き放題するヌワンギ軍の犠牲になった村の悲惨な様子を見て空に向かって吼えるオボロの心痛が伝わってきます。ハクオロとオボロたちと戦闘を開始するベナウィたち、正直ドリィとグラァが戦闘不能になった時はどうなるのかと思いました。アルルゥが来てくれて良かった。この話を経て私の中ではアルルゥムックルはハクオロの最終兵器という認識になるのですが、のちのちこれが悲劇を招くとは、この時の私は露とも予想していませんでした…。

とりあえず今日はここまで!振り返ることができて楽しかったです!