うたわれるもの アニメ感想 6〜10話

第6話 集う力

 

どんどん仲間が集結していく中で指導者としての頭角を現していくハクオロさん。エルルゥが憂いているの、気づいてあげてほしい。

チキナロさんの登場回でドリグラが髪飾りを嬉しげに触っているの、アニメの方針である男女の性別を曖昧化するのを表しているんだろうと思います〜ちょうどチキナロが、なぜ可愛いお嬢さん方がいらっしゃるのです?みたいに問いかけるシーンと被っていますしね。

ここでヘラペッタに過剰反応するエルルゥとオボロ、面白かった。エルルゥの頬染めはいつ何度見ても可愛い!

チキナロ去り際に、私が刺客でしたらお命頂戴しておりましたの悪人顏、とってもかっこいい。ラスボスなのかと疑ってしまいました。
ヘラペッタを渡すシーンで、初見は何とも思わなかったけど、二度目の今は、その精力剤を使ってエルルゥを寝かせないであげてと思ってしまいました…マカビンビン…マカビンビンを呑んだハクオロさんは凄いらしいので(柚木さん談)2人の愛を育んでください、はい…チキナロさんにハクエル同人誌100万冊注文したいと思うこの頃です。(本当は紫琥珀を渡したかったっていう察しの良さについても言いたかったのに私の欲望にまみれた感想になってしまった)

後半、いざ陥落させんとベナウィたちが待ち受ける関所へ突撃するハクオロさんたち。風を切る音がよりいっそう臨場感を増して迫力があります。ウォプタルに乗り、月を背景に鉄扇を掲げるハクオロさんはかっこいい。壁を飛び越えて襲撃するオボロたちも軽やかな動きに目が離せなくなります。
対ベナウィ戦はあっさりとウォプタルから引きづりおろされ、ハクオロさん大ピンチ。
攻撃の槍を向けられるもそれはどうかな、と余裕の表情に、ベナウィへの信頼感(?)すでに片鱗がうかがえる?と感じました。ベナウィも、ハクオロがこの國を統治すると薄々予感してたのかもしれないです。見事ベナウィたちを撃退し、関所を抑えたにも関わらず、エルルゥは冴えない表情。アルルゥも不満げ。ハクオロさんがエルルゥやアルルゥを見ていないから…。ハクオロさん、2人を見てあげて!という気持ちでいっぱいになります。

ベナウィがインカラに進言して牢屋にぶち込まれるくだりは、なぜにゃもさんはこんなに我儘ばかり言っているのに周りは離れていかないのだ?という疑問を抱かずにはいられません。せめてもう少しリアリティを持たすためにも表面上は誤魔化すとかすればいいのに。ケナシコウルペの謎です。

 

7話 皇都侵攻

 

お願いがあるとハクオロに言うエルルゥはユズハに会ってあげてほしいって伝えたんだね。エルルゥこそハクオロと語りたいだろうに、病床に伏せハクオロを想うユズハの気持ちを汲んであげて…エルルゥ…まさにヤマユラの女神様。
ハクオロがヌワンギの処罰の方針をエルルゥに決めさせるの、重い決断を委ねるのは信頼の裏返しなのかな…正直重すぎると思いました。…でもエルルゥ以外に、ヌワンギを放してあげてって言える人もいないんだよなぁ。
エルルゥのさようなら、という言葉に急き立てられるかのように、後ろを消して振り返ることなく霧の中に消えていくヌワンギ。この虚ろな顔に彼の栄枯盛衰の結末が現れているようで切ないです…。
そして、ついに城へ攻め入るハクオロ軍。侍大将が居なくてもなんとか出来ちゃうケナシコウルペの兵士たち全体的に優秀すぎると感じます。所々兵士たちがデジタル?ぽいのが戦国ゲームのよう。
ウォプタルの尻尾攻撃を身につけたハクオロ、インカラ捜索のためにオボロとともに城の中へと急ぎます。クロウに牢から出してもらったベナウィの着替えシーンかっこいいです!城内に突撃したハクオロたちを待ち受けていたベナウィに易々と攻撃を避けられ、ふっ、精進したようですね、と微笑まれるオボロに新たな可能性見出しちゃう私の妄想脳ストップー!!!(ネットのどこかで、オボロとベナウィは従兄弟関係で、幼いころベナウィはオボロに会っていたが、オボロはそれを覚えていない、という話を見かけたのですがこれは二次創作?原作設定??ウルトリィとカルラの幼少期の話は観たんですが…まぁこの話は後々!)
次々と襲いかかるハクオロ軍に対し素手で闘うクロウに惚れるしかない!対ベナウィ戦、早々に息が上がるハクオロに勝機があるのか?!
反乱軍の進行によってベナウィがインカラに引導を渡すと判断。介錯をつとめたのち、首に当てた刃を防いだのはハクオロ。見届ける義務があるっていうのは、ベナウィがクロウに牢から出してもらったのちに口にした単語と同じだね。討ち死にしたかったというクロウに、そんなこと言わないでくださいと言いながら手当てをするエルルゥは天使。負けちまいましたよと言うクロウにそのようですね、と返すベナウィの柔らかな表情の先にあるのは、ムックルに周りをぐるぐる取り囲まれながらも笑顔を浮かべるハクオロ皇。平和になって良かった〜
オンミタイカヤンでのオルガンのBGM、神聖さとか教会的な雰囲気が高まっていいですね〜この時、良いこと聞いちゃったっていうカミュは完全悪役だと思っていたのを思い出しました笑

 

第8話 調停者

 

テオロさんたちとの別れは辛い…この後の展開を知っているから余計に悲しい…ヤマユラの人たちは背中を向けたまま遠ざかっていくんですよね…もう会えないなんて誰も予想していなかったんです…ソポク姉さんの、エルルゥ、頑張りすぎないで、辛い時は素直に甘えることって言葉をね、エルルゥには実行してほしいんです。もっともっとハクオロさんに甘えて!!でもそれをしなくとも頑張れちゃうのがエルルゥの凄いところでいじらしいところで愛おしいところなんです。ハクオロさん、もっと彼女を甘やかして。

嘆願書を読み上げるエルルゥは可愛らしいなぁ…むさ苦しい男ばかりの空間における清涼剤です。エルルゥ様ってベナウィが言うのがすてき。ウルトリィの疑問に、いえ、私は独り身です。この娘は妹のようなもので。…て答えるハクオロさんに物申す!!妹に女官さんや皇后様みたいなことやらせてるってことなんだよ!!!!エルルゥに案内させましょうって…!!エルルゥびっくりしてるじゃん!!無意識に契約での主従を持ち込んでるのかな…もう〜ハクオロさんの馬鹿野郎!エルルゥの代わりに怒っておきます笑
ハチミツで仲良くなるカミュアルルゥ可愛いな〜
眉を盛大にひそめて廊下をドシドシ歩くベナウィがオボロに会った途端顰め面が緩む変化の速さにびっくりです。
芋虫ムントからの、ムントは心配性だなぁ(まさかの呼び捨て)からの、ユズハ殿も乗っておられるようだというベナウィの言葉に血相を変えてユーズーハー!っと叫ぶオボロが可愛いです。
エルルゥの部屋に訪れるウルトリィさん。悲しい時にはおもいっきり悲しみの中に自分をおいたほうが良いんです、とエルルゥに感情を吐き出すよう促す。

ここまでエルルゥが追い詰められちゃったのは、トゥスクルお婆ちゃんを失ったことだけじゃなくて、いま彼女を叱咤激励する人の存在が欠けていたからじゃないかな…ウルトリィさん…エルルゥへ慈愛を込めた抱擁をありがとうございます。

 

第9話 禁忌

 

未プレイですがゲーム展開を知ってしまっている私にとって、ユズハという女性に対する気持ちは非常に複雑なんです。柚木さんがライバルにユズハを挙げていらっしゃるのもごもっともです。

外に出ると、土の香りがするんです。ハクオロ様と同じ…

この言葉に胸を突かれたように言葉を失うエルルゥの心情を思うと辛いです。

アルルゥだからこそ、ユズハを連れ出すことができます。エルルゥがユズハの前で無邪気に振る舞うなんて、見ている私が辛くなってしまいます。

エルルゥはユズハを想う気持ちもあるからこそ、余計に苦しいんです…

ハクオロ罪深し…

 

チキナロに爆薬の材料を指定するハクオロさん、目的のためなら手段を選ばない知将となっております。

家族は喜びも悲しみも分かち合うものなんです。家族はいつも一緒なんです!

このエルルゥの言葉を聞いて、2人に自分のなした事の大きさを示すハクオロさん。

彼一人に心労を負わせない。知らなかったことになんてしない。そんなエルルゥの覚悟が見えるこのシーンはとても好きです。

ニウェさんは古代中国の王様という雰囲気があります。シケリペチム自体、中国の都市みたいな構造に見えますし。

炎のなかに消えていく姿はカッコイイですね…

 

第10話 傭兵

 

一言申し上げます。

船人皆殺しにした人をエルルゥ1人に任せるってどういうこと?

オボロやクロウの厳重警戒態勢にも関わらず易々と牢から出た得体の知れない人をエルルゥ一人に預けるとは一体何事か?!

カルラさん大好きですし、こんな言い方は失礼だと重々承知しているのですが、それにしてもあまりにも無警戒すぎるのでは? 

のちにオボロがエルルゥの説得に対して食ってかかってるけれど、エルルゥ一人にカルラさんの面倒を見させている時点で城内フリーだろうがなんだろうが変わらないのでは?と言いたいです。みんなはエルルゥに寄せる信頼に対して無意識なのではと疑わずにはいられません。

人見知りの激しいアルルゥには珍しく、カルラの鎖に興味を示して花飾りを作ってもらうところ、ほんわかとしていて癒されます。花畑が綺麗。どちらかというと地味な色合いが多いうたわれの中で華やかな画が見られるのは嬉しいです。そしてエルルゥにお酒を頼む時のくねりと動くカルラさんの仕草の妖艶さは尋常じゃない。クロウの、いっちょ俺とやらねえか、からの、あーあ、振られちまったか。は声優さんの下ネタトークを思い出すとどうもソッチを想起させてしまっていけません。クロウにはカムチャタールさんがいるって知っているんですけどね。ベナウィとカルラの戦いは迫力があってステキです。おおー!と勇ましく声をあげてベナウィに攻撃するカルラさん、とてもお美しいです。言葉遣いがまた、彼女の高貴さを感じさせて良いですね。最後に一言。クロウが数センチ持ち上げるのも一苦労な刀をどうやって城内に運んだんだチキナロ問題。

 

前回と同じ5話分なのに、量が倍になってしまいました…半分くらい私の妄想で埋められている気がします…本当は早くゲームを買って(vitaはもう用意してあるのです)さらに書く体力さえあればハクエル小説も書きたいのですが、感想をまとめないと先に進めないと思いまして、まだ未プレイ、未執筆です。ネット上のハクエル小説を求めているうちにちょいちょいゲーム展開を知りつつあるのですが、一応いまアニメしかしらない状態と、ゲームを知ってからでは感想が変わると思い、いまのうちにアニメ感想を書き上げたいんです…この感想をもとにハクエル妄想爆発させたいですし。個人的には13話くらいがハクエルピークだと思っています。 アニメではプラトニックな関係でしょうけど、ちょっとえっちなハクエルみたい人間からすると、原作補完しつつハクエル(笑)するためには時系列がなるべく自然なところで2人にほにゃららしてほしいのです!!誰か書いて!!?のこり16話、もっとサクサク進めたいですが、耐えきれなくて13話の感想でハクエル二次書くかも…